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  • 【税理士事務所向け】freee会計の使い方をマスターするためのロードマップ(初級)

    【税理士事務所向け】freee会計の使い方をマスターするためのロードマップ(初級)

    「freee会計を使っている顧問先があるが、とにかく使いにくい…」

    こんなふうに悩んでおられませんか?

    たしかに他の会計ソフトに慣れている方の場合、使い勝手が全く違うので使いにくいと感じるかもしれません。

    このような悩める税理士事務所のあなたのために、税理士事務所として最低限知っておくべきfreee会計の使い方を記事にまとめることにしました。

    私は、freee専門の税理士事務所を運営しており、freeeの導入率は9割程度で、freee認定アドバイザー5つ星です。

    freee会計、とっつきにくいけど実はすごいんだぞ、ってのが結論です。
    また、今回の内容は初級編でして、freee会計にはもっともっと多くのすごい機能があります。

    実は、freee会計独自の機能や用語を学習するとむしろ他の会計ソフトには戻れなくなるくらい便利な会計ソフトだと思うようになります。

    この記事の対象者

    ・freee会計が使いにくいと感じている税理士の方、会計事務所職員の方
    ・freee会計をこれから利用したいと思っている税理士の方、会計事務所の職員の方

    開業するときにクラウド会計専門税理士になると決めて、freeeを取扱いはじめたのですが、最初は挙動が複雑で苦労しました。

    しかし、freee会計の仕組みが分かってしまえば効率的にデータチェックから申告まで作業出来てとても便利です。

    それでは、freee会計をマスターするための学習を始めていきましょう。

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    freee会計の基本的な仕組みと用語を理解

    まずは基本的なfreee会計の仕組みと独特の用語を理解しましょう。

    freee会計の基本的なコンセプト

    これまでの会計ソフトでは仕訳の入力から決算書の作成まではできるけれども、経理業務はできないものがほとんどです。会計ソフトなので当然と言えば当然です。

    そのため、経理業務で作成したエクセルデータと会計ソフトの数字を突合したり、紙の根拠書類を見ながら会計ソフトへ手入力することが一般的でした。

    これに対してfreee会計は、システムの中で請求書作成や経費精算など、記帳業務の前段階である経理業務もfreee会計でおこなって、数字のチェック・転記、手入力を減らして効率化しましょう、というコンセプトで作られています。

    通常の会計ソフトにはなく、freee会計には含まれている経理業務の機能は下記の通りです。

    • 請求書
    • 経費精算
    • 入金・支払管理
    • 給与計算

    ちなみにですが、

    経費精算はベーシックプラン以上で利用可能、

    給与計算は別アプリになってはいますが、全自動で仕訳データ化まで可能になっています。

    freee会計特有の仕組みと用語

    freee会計では他の会計ソフトでは使わない用語や独特の仕組みが存在します。

    freee独自の仕組み・用語を知らなければ、freee会計の良さを存分に活用できません

    そこでfreee会計特有の仕組みと用語を理解していただけるよう、できるだけわかりやすく解説します。

    freee会計の仕組みの全体像

    アドバイザーガイドより

    freee会計の全体像を理解するにはアドバイザーガイドの図が大変分かりやすいです。

    こちらをもとに説明していきます。

    特殊な勘定科目「口座」

    freee会計には特殊な勘定科目「口座」という概念があります。

    freee会計トップ画面の左側に並んでいるものです。

    銀行口座、現金、レジアプリ、クレジットカードなど、外部とお金のやりとりをする財布のようなイメージです。

    会計上は銀行口座、現金、レジアプリなら資産の勘定科目、クレジットカードであれば負債の勘定科目として取り扱います。

    口座は「明細」という生データを持てる

    口座の特徴としては、明細という生データを持てるということです。

    「明細」とは、「日付」「金額」「取引内容」「取引後残高」の情報のことです。

    例えば、銀行の口座であればインターネットバンキングから自動で取得したり、クレジットカードの口座であればクレジットカードのサイトから自動で取得したりします。

    「口座」→「明細の一覧」で確認できる

    明細の取得は当然ながら自動でも出来ますが、外部サイトからエクスポートしたデータを取り込むというような半自動でもできます。

    「自動で経理」で明細を仕訳データに

    明細として取得したデータは、そのままでは会計データとして処理されません。

    明細そのものには勘定科目の情報が無いからです。

    勘定科目の情報をつけるには「自動で経理」というfreee会計独自の機能から行います。

    「自動で経理」で行う作業は基本的に「日付」「金額」「取引内容」の情報を持った明細データに勘定科目をつけていくだけです。

    自動で経理の実際の画面

    自動で経理をさらに効率化する「自動登録ルール」

    自動で経理から勘定科目を登録する。すべての情報を入力してきていたこれまでの会計ソフトに比べればはるかに効率化されています。

    freee会計では自動で経理をもっと効率化するために「自動登録ルール」を設定できます。

    具体的には、この口座からこんな取引内容で支払いがあったときは、必ずこの勘定科目を設定する、というようなことができます。

    金額の範囲指定や設定の優先順位を設定することも可能です。

    自動登録ルールで「取引を登録」に設定すると自動で経理に明細が上がってくることなく仕訳データとして登録が済むようになります。

    この状態になると完全自動化ができている状態ですね。

    発生から決済まで一元管理する「取引」という考え方

    自動で経理やその他の入力方法を通じて仕訳データなったものをfreee会計では「取引」と言います。

    通常の会計ソフトは振替伝票単位で仕訳データを管理しますが、freee会計では取引が発生してから決済が完了するまでを1つの取引単位として仕訳データを管理します。

    入力方法を理解しよう

    入力方法という言葉は適切ではないかもしれません。freeeは手入力を出来る限り減らすというコンセプトなので。

    通常の会計ソフトは、複式簿記で借方と貸方の入力欄に入力していくのみですがfreeeは違います。

    下記の入力方法があります。

    • 自動で経理
    • 明細インポート
    • ファイルボックス
    • 通常の入力(取引の登録または連続取引登録)
    • 振替伝票(例外的入力方法)

    上記5つの方法は上から順番に効率が良い入力方法になっています。

    現状で入力になっているものはより上の入力方法を使えないか、使うにはどのように変えればよいのか考えてみましょう。

    それでは5つの入力方法がどんなものなのか、説明します。

    自動で経理

    「自動で経理」とは、上記のの用語解説でも説明しましたが、外部の連携サービスから「日付」「金額」「取引内容」を自動で取得し、取得したデータに「勘定科目」をつけて会計データとして処理するという入力方法です。

    勘定科目をつけるだけで処理が完了するので最も効率的な入力方法です。

    また、「自動登録ルール」を設定すると、条件に当てはまる明細を取得した場合には勘定科目の設定まで自動で登録してくれるようになります。

    利用するケースですが、freee会計との自動連携に対応しているインターネットバンキング、クレジットカードを会社で利用している場合です。

    自動で経理を超える効率化はないので使わない手はありません。

    また、現状「自動で経理」を利用していない口座があった場合には、自動で経理を利用する方法は無いか検討して効率化を進めていきましょう

    明細インポート

    「明細インポート」とは、外部のサイトから銀行口座の取引明細データやクレジットカードの利用明細データをダウンロードしてきて、freee会計にインポートする方法です。

    インポートしたデータは、「明細」としてfreee会計に取り込まれ「自動で経理」を利用して会計処理をしていくことになります。

    「明細インポート」を利用するケースは、自動連携はできないけれども取引明細をデータで取得できるサービスを利用している場合です。

    たとえば、最近連携が終了した楽天銀行やAmazonセラーセントラルなどがこれに当たります。

    この方法は自動連携に比べれば手間がかかりますが、インポートした明細を「自動で経理」にかけれるので「自動登録ルール」を設定しておけば登録処理なしで会計データとして処理されるので効率的です。

    ファイルボックス

    「ファイルボックス」とは、証憑を保存しておくストレージでありながら取引を登録できる入力方法の一つです。

    ただのストレージではなくて、証憑をアップロードすると自動で画像解析が行われ「日付」「金額」「勘定科目」を推測してくれます。

    推測された情報を確認して、間違っていれば修正、問題なければ登録ボタンを押すだけです。

    推測のクオリティはというと、印刷したレシート・領収書はかなりのハイクオリティで推測してくれますが、手書きの領収書となると全くダメ、というような感じです。

    ファイルボックスにアップロードする方法は、スキャナを使うほかにもスマホアプリで撮影したり、決められたメールアドレスにデータを添付してアップロードすることができます。

    「ファイルボックス」を利用する主なケースは、現金で取引をして領収書を受け取ったときが当てはまるかと思います。

    そもそも現金取引は極力やめるべきですが、どうしても現金しかできない場合には「ファイルボックス」から登録という技を覚えておけばいい感じに処理できます

    ちなみにファイルボックスは、証憑と取引が紐付きになっているのであとから見てどんな取引だったのかが一目瞭然であることもメリットです。

    通常の入力

    通常の入力方法には「取引の登録」と「連続取引登録」とがあります。

    これは通常の会計ソフトとほとんど同じ作業になります。

    freee会計はクラウド型のアプリケーションなので、手入力するとなると通信が発生して従来の会計ソフトよりもモッサリ動きます。

    なので通常の入力方法で入力がしたいという方は、freee会計は使うべきではありません

    弥生会計とかインストール型のアプリケーションのほうが向いています。

    それでも通常の取引入力を利用する主なケースとしては、取引テンプレート(仕訳辞書)をつかって入力する場合、紙の出納帳を預かっていてfreeeでの入力に慣れている場合、などが考えられるかと思います。

    ちなみに紙の出納帳をもらっている場合、一生懸命freee会計の連続取引登録で入力するのではなく一旦エクセルなどに入力してこれをfreee会計にアップロードするという方法も存在しています。

    最終手段の振替伝票

    「振替伝票」はその名のとおり振替伝票形式での入力方法です。

    一般の会計人は一番馴染みの深い入力フォームですが極力使わないようにするべき入力方法です。

    理由としては、freee会計の仕様で資金繰りレポートなどの一部のレポートに振替伝票は反映されなくなっているため、正確なレポートが見れなくなる可能性があるからです。

    なので利用するケースは、決算整理仕訳を入れたい場合、ぐらいかと思います。

    補助科目をアップデートした「タグ」という概念を理解

    勘定科目の内訳管理や分析には通常補助科目を設定して管理しますよね。

    通常の会計ソフトであれば補助科目は一つの勘定科目につき一つしかつけられません。

    普通預金や売掛金の補助科目には「UFJ銀行」「三井住友銀行」などの相手企業名(取引先)を設定するのに、預り金の補助科目には「給与源泉」「社会保険料」などの税・保険料の種類を設定するという、性質が違うものが同列に扱われていて、意味を持たない、再利用しにくい仕組みになっていました

    そこでfreee会計では、補助科目に近い概念として「タグ」というもので性質の違いを表現して、より内訳管理や分析のため設定を行いやすくしています。

    タグには「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」という4つの種類のタグがあります。

    厳密にはこのほかに「セグメント」などもあるのですが、上位プランでしか利用できないので一旦無視します。

    この4つのタグですが、それぞれ微妙に仕様が違います。

    最初は仕様の違いにしたいことができなくて大変悩まされました…

    ここではできるだけわかっていただけるように、また後で見直してもらえるように仕様の違いを説明します。

    取引先(取引を企業別に管理したいときに利用するタグ)

    「取引先」タグは取引を企業別に管理したいときに利用するタグです。

    「取引先」タグの性質を下記にまとめると

    • 試算表から内訳管理可能
    • 取引に対して1つしかつけれない
    • 会社情報(法人or個人、住所、連絡先など)を管理できる
    • 請求書で相手先を入力するときに利用

    こんな感じです。

    「取引先」タグの主な利用シーンは、

    • 売上や仕入・外注の相手先を取引に「取引先」として登録することで未入金・未払の状態の相手先を管理する
    • 貸借対照表の勘定科目の内訳を管理する

    などが考えられるかと思います。

    2つ目の貸借対照表の勘定科目の内訳を管理するとしていますが、次の「品目」タグを利用することもありますので、どちらが適切かは勘定科目ごとに判断しましょう。

    品目(支払内容を管理したいときに使うことが多いタグ)

    「品目」タグは、支払内容を管理したいときに使うことが多いタグです。

    • 内訳管理可能
    • 勘定科目に対して1つしかつけれない
    • 家事按分の設定に利用できる
    • 消費税中間納付税額の設定に利用できる

    という感じです。

    「品目」タグの主な利用シーンは、

    • 損益計算書の勘定科目の内訳を管理する
    • 預り金の源泉所得税、住民税、社会保険料などを管理する

    などが考えられます。

    部門(部門別会計を導入できるタグ)

    「部門」タグは、通常の会計ソフトの部門に近いタグです。

    「部門」タグの性質を下記にまとめると

    • 内訳管理可能
    • 勘定科目に対して1つしかつけれない
    • 共通経費の配賦に使える

    という感じです。

    「部門」タグの主な利用シーンは、比較的イメージつきやすいと思いますが、

    • 部門別の売上高を確認したい
    • 部門別の損益を把握したい

    などが考えられるかと思います。

    メモタグ(繰り返し利用する摘要を登録するタグ)

    「メモタグ」は繰り返し利用する摘要を登録することで入力を効率化するような場面に向いているタグです。

    メモタグの性質を下記にまとめると

    • 内訳管理はできない
    • 勘定科目に対していくつでも付けられる

    という感じです。

    「メモタグ」の主な利用シーンは、例えば…

    • 月次チェックをしている際に、先方へ確認すべき事項が出てきた場合に「確認」というメモタグをつける
    • 毎月継続的にある取引(水道光熱費や通信費、家賃など)を入力する際に、「1月分」というメモタグを事前に登録しておいて「1」と入力すれば「1月分」を呼び出せるようにしておく

    などが考えられるかと思います。

    会計のチェック方法を理解せよ

    会計チェックは、通常の会計ソフトであれば試算表・総勘定元帳・月次推移表を利用して適切に会計処理がされているかチェックしていきますよね。

    もちろんfreee会計でも他の会計ソフトと同様のチェックをすることは出来ます。

    通常の方法に加えて、freeeでは会計データになる前の情報(銀行の取引履歴、クレカの明細、請求書などの生データ)が一元管理されているので新たな視点からのチェックが可能です。

    freee会計の特徴的なチェック機能としては下記の4つです。

    • 未登録データの確認
    • 入金管理レポート・支払管理レポート
    • タイムライン
    • 重複チェック

    以下でそれぞれを解説します。

    未登録データの確認方法

    1つ目のfreee会計特有のチェック方法は、未登録データを探すというチェックです。

    通常の会計ソフトだと登録されている仕訳データが全てなので、未登録の取引があることはわかりません。

    freee会計では、仕訳データとなっていない取引を見つける方法が複数存在します。

    具体的に確認すべきところは下記の4点です。

    • 自動で経理
    • ファイルボックス
    • 請求書
    • 明細の一覧

    以下でなぜ必ずこの4点を確認すべきなのか解説します。

    自動で経理に残っている明細はないか確認

    自動で経理に残っているものは外部サービスから取得した取引情報で、会計データになっていないものです。

    したがって、会計データに含まれていない取引がある可能性が高いです。

    自動で経理に明細が残っている場合は、登録しましょう。

    ファイルボックスに未登録の証憑はないか確認

    ファイルボックスに未登録として残っている証憑についても、会計データから漏れている取引の可能性が高いです。

    こちらも未登録がなくなるよう取引を登録しましょう。

    またファイルボックスのデータはすでにある取引の添付ファイルとして紐付けすることができるので、すでに取引の登録はしている場合でも未登録のままにするのではなく既存の取引に紐付けする作業をしましょう。

    請求書一覧に未発行の請求書がないか確認

    請求書の一覧も確認しておきましょう。

    請求書のステータスが未発行のまま先方に発送しているケースも中にはあります。

    入金になっていて売上として登録していれば問題ありませんが、事業年度をまたぐ場合は売上計上もれになる可能性が高いです。

    気を付けて確認しましょう。

    明細の一覧の最終同期日時と最後の明細の取引日を確認

    特に期末に発生しやすいのですが、明細を期末まで自動連携しているつもりだったが、実は最終日の取引が同期できていなかった、ということが考えられます。

    ですので事業年度末以降も明細が取り込まれているか確認することをおすすめします。

    明細の一覧のページではデフォルトで事業年度中の明細のみを表示する設定になっているので、事業年度の末日後まで範囲を広げて確認してみましょう。

    また、最終同期日を確認するのも一つの方法です。

    事業年度末日より前が最終同期日であれば、明細の同期が漏れている可能性があります。

    入金管理レポート・支払管理レポート

    入金管理レポートは、収益計上しているがその日時点で未回収の取引のみ集約されてくるページです。

    支払管理レポートは逆で、費用計上しているがその日時点で未払の取引のみを集約しているページになります。

    それぞれ収益計上日・費用計上日(要するに発生日)からあまりに期間が経ちすぎていると下記のパターンが考えられます。

    • 入金・支払を忘れている(適正に処理されている)
    • 入金・支払いはしているにもかかわらず残っている(処理が誤っている)

    前者は処理自体は正しいがそもそも取引に問題があるので早く入金・支払いしてください、という話です。

    後者は、入金・支払の処理を収益・費用計上している可能性が高いです。

    売掛・買掛の消込をするという正しい処理に修正しなければなりません。

    タイムラインで通帳残高のズレがひと目でわかる

    タイムラインという機能もfreee会計を理解するうえで絶対に知っておいていただきたい機能です。

    タイムラインは、実際の明細の残高と会計帳簿上の残高を左右に並べて数字が異なる箇所をお知らせしてくれます。

    これを使えば銀行口座の残高がどこでズレた(会計処理を誤ったのか)一目瞭然です。

    これまで紙の通帳といちいち突合していたのが不要になり、作業とストレスから解放されます。

    重複チェックを自動化

    重複チェックも大変便利なチェック機能です。

    重複チェックは、「発生日」「金額」「収入 / 支出 の別」のすべてが一致する取引が存在する場合には、重複登録の可能性がある取引としてリストアップします。

    重複チェックは便利な機能ですが、注意点もあります。

    機械的にチェックするので万能ではありません。

    例えば、高速料金の往路と復路の金額は同じ金額であることが多いです。

    なので、1日の間で同じ高速道路の区間を行って帰っての1往復をすると日付と金額とが同一になるため重複チェックに引っかかってしまいます。

    重複チェックに引っかかったからなんでも二重登録だ、と思うのではなく想像力と判断が必要ですね。

    さいごに

    いかがでしたでしょうか。

    freee会計、とっつきにくいけど実はすごいんだぞ、ってのが結論です。

    また、今回の内容は初級編でして、freee会計にはもっともっと多くのすごい機能があります。

    それはまたの機会に記事にしたいと思っております。

    freee導入支援を事業化したいなら

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  • クラウド会計ソフトfreeeの使い方がわかる本まとめ

    クラウド会計ソフトfreeeの使い方がわかる本まとめ

    クラウド会計ソフトfreeeで経理をはじめることに決めた。

    freeeの使い方がわからないのでおすすめの本があったら教えてほしい。

    こんな疑問に答えます。

    クラウド会計ソフトfreeeのおすすめ本

    freeeの操作から税金の基礎知識まで理解できる書籍はこちら

    スマホでかんたん確定申告 ~青色申告をラクに済ませるfreeeの使い方から節税のコツまで

    freeeはスマホアプリで経理が出来るんです。これはいまのところfreeeのスマホアプリにしか出来ません。

    『スマホでかんたん確定申告 ~青色申告をラクに済ませるfreeeの使い方から節税のコツまで』はfreeeのスマホアプリをフルに活用しながら経理・確定申告が出来るようになる書籍です。

    freeeのWeb版だけじゃなくスマホアプリの操作方法もわかるのは本書のポイントです。

    ひと月3分、ムダ0確定申告 ――税理士が教えたくなかった最強節税術! 【freee対応】

    freeeやMFクラウドを使うだけで経理業務は効率化出来ると思いがちですが、もっと効率化するにはさらに上流の取引をシンプルにしていく必要があります。

    例えば、事業用と個人用の口座は明確に区別したりなど、さらに経理業務を効率化するにはどうすればいいかという部分まで話があります。

    ちいさなビジネス経営の味方 クラウド会計ソフトfreeeで確定申告を1日で完了させる本

    『ちいさなビジネス経営の味方 クラウド会計ソフトfreeeで確定申告を1日で完了させる本 』はカラーで図やイラストが多く初めてでもとっつきやすい本です。

    「文字ばっかり読みたくない」「図や画面のキャプチャを見て進めたい」と思われている方におすすめです。

    ただし、上記2冊よりも内容はあっさりとしている印象でお得な情報や細かい内容についてはすくないです。

    クラウド会計ソフトfreeeで困ったときの3つの解決方法

    クラウド会計ソフトfreeeを使っていると、「こんな事できないかな?」「こうしたらもっと効率化出来るのに」などと思うこともあります。

    こんなときどうすればいいのか、解決方法を説明します。

    また、freeeを使いこなせるようになると、経理の効率化ができ、便利になるだけでなく、経理に使う時間も少なくなり、空いた時間を自由に使えるようになります。

    ただfreeeを使いこなすにはある程度使い方をマスターする必要があります。

    使い方をマスターするためにどのようにして学習していけば良いのか、その方法についても説明します。

    本で勉強する

    まず、上記のように本を購入して勉強することです。

    本で勉強することの特徴はこんな感じ

    • ネットには公開されていない情報がある
    • 体系的に学べる
    • 有料

    検索する

    ネットで検索することの特徴はこんな感じ。

    検索してみるとすぐに解決したなんてことも多いですよね。

    • 情報が断片的
    • 公式情報以外は信頼性が不明
    • 無料

    公式ヘルプセンターを読む

    freeeヘルプセンターの特徴は以下のとおり。

    freeeを知る上では公式の情報も非常に頼りになります。

    • 断片的な情報
    • 無料
    • 公式なので信頼性は高い

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    クラウド会計ソフトfreeeを使う上でおすすめの本を3冊紹介しました。

    税理士が書いている本は実務的な効率化の方法のノウハウが詰まっていて、クラウド会計ソフトの操作以外にも学べる点が多いです。

    「成功するには成功者に学ぶ」というようにまずは成功者の方法でやってみる。

    そして自分で課題を見つけて改善していくという方法が効率的です。

    まずは下記書籍でプロフェッショナルから学んでみましょう。

  • Misocaとfreeeを連携して自動で経理をする方法

    Misocaとfreeeを連携して自動で経理をする方法

    Misocaとfreeeって連携して自動で経理ができるようになるらしいけどどうやるんだろう…

    設定のやり方を教えてほしい。

    こんな疑問に答えます。

    Misocaで作成した請求書情報(売上データ)をクラウド型会計ソフト「freee」へ送信することができます。

    Misocaとfreeeを連携して自動で経理をする方法

    Misocaとfreeeを連携するにはまずMisocaにログインしましょう。

    銀行口座などはfreeeから設定ができますが、Misocaの場合はMisoca側から設定します。

    Misocaとfreeeを連携するためのステップは2段階あります。

    1. 連携の事前準備
    2. freeeに売上データを送信

    この2ステップですね。

    Misocaとfreeeを連携する事前準備

    Misocaとfreeeを連携するための事前準備は以下のとおり。

    1. 画面右上の[設定]をクリックして、[アカウント情報]を選択します。
    2. サブメニューから[ログイン情報]をクリックして、ログイン情報ページを開きます。
    3. [freeeと連携する]ボタンをクリックすると、freeeのログインページが表示されます。freeeのアカウントでログインを行ってください。
    4. Misocaとfreeeの連携が完了すると、Misocaの画面上部にメッセージ「freeeと連携しました」が表示されます。また、画面下部の外部アカウント連携項目において、「freee連携は設定済みです」と表示されます。

    画面右上の[設定]をクリックして、[アカウント情報]を選択

    画面右上の「設定」をクリックしたら、メニューが出てくるので「アカウント情報」をクリックしましょう。

    サブメニューから[ログイン情報]をクリックして、ログイン情報ページを開く

    「ログイン情報」をクリックしましょう。

    [freeeと連携する]ボタンをクリックして、freeeのアカウントでログイン

    「freeeと連携する」というボタンがあるので、こちらをクリックしましょう。

    Misocaとfreeeの連携が完了

    freeeと連携しましたと表示されます。

    人によっては「freeeと連携する」をクリックすると確認画面が表示される場合がありますので、許可しましょう。

    Misocaからfreeeへ売上データを送信する方法

    Misocaからfreeeへ売上データを送信する手順は以下のとおり。

    1. 事前準備が完了すると、Misocaの請求書の詳細画面に[freeeに送る]ボタンが表示されます。
    2. [freeeに送る]ボタンをクリックすると、freeeへMisocaの請求書情報(売上データ)が送信されます。

    まずははじめの画面に戻って請求書の詳細画面を開きましょう。

    Misocaの請求書の詳細画面に[freeeに送る]ボタンが表示されます。

    請求書詳細画面を開くと右上部分に「freee」というボタンが出現しているのがわかります。

    freeeへMisocaの請求書情報(売上データ)を送信

    こんなポップアップが出てくると「freeeに送信する」をクリックしましょう。

    freeeで確認

    最後にfreee側で確認して売上データが会計に反映されているか確認しておきましょう。

    freeeの取引一覧を開きましょう。

    こんな感じで自動で取り込みが完了しています。

  • 請求書を発行できる「Misoca」の評判は?【比較してみた】

    請求書を発行できる「Misoca」の評判は?【比較してみた】

    ペーパーレス化を進めていて請求書の発行もクラウドサービスでpdfを共有するような形に変えれるとありがたい。

    請求書発行ができるクラウドサービスもいっぱいあってどれが良いかわからない。

    有名なのは「Misoca」だけど使い勝手はどうなのかな?

    こんな疑問に答えます。

    この記事を書いている僕は、社員が僕ひとりの合同会社の代表をしています。

    従業員はいないので1人で請求書発行業務もやっていて、Misocaやfreeeなどの請求書発行サービスの利用者のひとりです。

    たくさんある見積り請求書発行サービス

    請求書発行ができるクラウドサービスってたくさんありますよね。

    例えば以下のようなサービス。

    • 会計freee
    • MFクラウド請求書
    • Misoca

    代表的なのはこんな感じでして、これ以外にもたくさんあります。

    比較しながら説明していきますが、まずまとめるとこんな感じ。

    [affi id=8] [affi id=9] [affi id=10]
    無料プラン あり あり あり
    連携できるサービス freee、MFクラウド会計、弥生会計オンライン freeeのみ MFクラウド会計のみ
    スマホアプリ 請求書作成可能 なし なし

    会計freee

    会計freeeは請求書・領収書が作成できるサービスというよりクラウド会計ソフトです。

    クラウド会計に請求書・領収書作成サービスが標準でついている感じです。

    freeeの特徴としては以下のとおり。

    • 会計freeeに標準でついている機能
    • 請求書を発行すると自動で経理
    • 他のクラウド会計とは連携できない
    • スマホアプリでは請求書を発行できない

    freeeの料金プラン

    freeeの請求書作成機能は、クラウド会計ソフトの1機能として提供されているので、単体の料金プランというのはありません。

    ですのでここではfreee自体の料金プランを掲載しておきますね。

    下記の金額で請求書作成以外に会計ソフトも使えるようになります。

    個人の料金プラン

    個人の料金プランは以下のとおり。

    これ以外にも無料プランがあって、請求書作成サービスが利用できますが、下記の機能制限があります。

    請求書を発行すると自動で経理

    クラウド会計の1機能として提供されているfreeeの請求書発行機能だから出来るのが、請求書を発行すると自動で経理してくれることです。

    freeeと連携して自動で経理出来るサービスはたくさんありますが、連携の設定をする必要すら無いのがfreeeのメリットですね。

    他の会計ソフトとは連携できない

    freeeの請求書発行機能は会計freeeの1機能なので他の会計ソフトとは連携できません。

    ですのでfreeeの請求書発行機能をつかった場合、自動で経理が出来るのは会計freeeだけになります。

    他の会計ソフトとは連携して自動で経理を使うことは出来ませんので注意です。

    スマホアプリでは請求書発行はできない

    会計freeeのスマホアプリは経理は出来るのですが、請求書の発行は出来ません。

    ですので、スキマ時間を活用して請求書を発行するということは出来ません。

    もしスマホアプリで外出先などでいつでもどこでも請求書を発行出来たほうが良いということであればMisoca を利用するのがいいですね。

    MFクラウド請求書

    MFクラウド請求書は個人の資産管理ツールやクラウド会計を開発しているマネーフォワードが運営している請求書・領収書作成サービスです。

    同じく会計ソフト開発会社であるfreeeと似ていますが、freeeの場合はクラウド会計の1機能として、MFクラウド請求書の場合はクラウド会計とは別のサービスとして提供されています。

    • 無料プランは取引先登録が3件まで
    • MFクラウド会計としか連携ができない
    • スマホアプリがない

    MFクラウド請求書の料金プラン

    ご覧のとおり、MFクラウド請求書は無料で使えます。

    ただし、無料プラン(フリー)では取引先登録が3件までとなっています。

    ですので、MFクラウド請求書の無料プランはお試し程度、または事業が軌道に乗るまでの利用と考えておくほうが良いかと思います。

    通常の事業者で取引先が3件しか登録できないと結構すぐに有料プランか他のサービスに切り替えを検討しないといけないですね。

    MFクラウド会計としか連携ができない

    MFクラウド請求書はMFクラウド会計としか連携ができません。

    会計ソフトとの連携ができると、請求書を発行するだけで自動で会計処理がされます。

    会計ソフトにMFクラウド会計を利用している場合は、MFクラウド請求書と連携して自動で経理してくれます。

    一方でMFクラウド会計以外の会計ソフトを利用する場合には、連携して自動で経理は出来ないので手間がかかります。

    スマホアプリがない

    MFクラウド請求書はスマホアプリがありません。

    請求書発行は生産性の高い業務ではありませんのでスキマ時間などを活用して出来れば便利です。

    スマホアプリがあれば空き時間にスマホで請求書を発行してお客様にメールやチャットで連絡ができます。

    経理担当者が請求書を発行している場合は、基本的にはオフィスで作業すると思うので特にデメリットはありませんが、フリーランスなどで1人で仕事をしている場合は少し不便に感じるかもしれません。

    Misoca

    Misocaは、こちらも会計ソフトを開発している会社である弥生株式会社の子会社が運営する見積もり・請求書発行サービスです。

    Misocaの特徴は以下のとおり。

    • 無料から使える
    • freeeやMFクラウド会計と連携して自動で経理が可能
    • スマホアプリで請求書発行ができる

    以下順番に説明していきますね。

    無料から使える

    Misocaはとりあえずは無料でも使えます。

    ただし、発行できる請求書の数は月間5件までとなっています。

    無料プランはお試し程度に使って、使いやすければ事業が軌道に乗ったタイミングで有料プランに切り替えればいいかと。

    freeeやMFクラウド会計と連携して自動で経理ができる

    Misocaの便利なポイントは他のクラウドサービスとの連携が出来る点です。

    freeeやMFクラウド請求書はそれぞれ会計freeeやMFクラウド会計でなければ連携して自動で経理ができません。

    Misocaはfreee、MFクラウド会計、弥生会計オンラインと連携して自動で経理が出来ます

    スマホアプリで請求書発行が出来る

    Misocaが他の請求書作成サービスよりも便利な点はスマホアプリで請求書作成ができる点です。

    ちょっとしたスキマ時間などに生産性の低い請求書作成作業を終わらせておくことが出来ます。

    ちなみにfreee、MFクラウド会計はスマホアプリで請求書を作成することはできません。

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    misocaの料金プラン

    Misocaの料金プランは3種類。

    • 無料プラン
    • プラン15
    • プラン100

    毎月の発行数に応じてプランの変更ができます。

    無料プランは月間5件まで請求書を作成できます。

    Misocaの料金プランまとめ

    Misocaの評判まとめ

    請求書作成サービスの機能比較すると以下の表のとおり。

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    無料プラン あり あり あり
    連携できるサービス freee、MFクラウド会計、弥生会計オンライン freeeのみ MFクラウド会計のみ
    スマホアプリ 請求書作成可能 なし なし

    個人的には何でもスマホで出来るように、会計ソフトは「freee」、請求書発行は「Misoca」で決まりですね。

    これでフリーランスのバックオフィス業務のほとんどがスマホで出来るようになります。

    今なら1年間、Misoca有料プランが無料で使えるキャンペーン中

    今なら1年間有料プランが無料で使えるキャンペーンを実施中です。

    有料プランは請求書の郵送サービスや、決済サービスも利用できます。

    この機会に有料プランを無料で利用してみてはいかがですか。

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  • 無料から使えるカード決済サービスsquare(スクエア)の手数料を他社と比較

    無料から使えるカード決済サービスsquare(スクエア)の手数料を他社と比較

    クレジットカード決済の導入を検討している。

    たくさんある決済サービスを比較検討しているが、square(スクエア)は運営歴も長くて信頼感がある。

    手数料や導入方法を教えてほしい。

    こんな疑問に答えます。例えば、

    • キャッシュレスをすすめて自動化を進めたいと考えているフリーランスの方

    クレジットカードは導入したいけど導入コストや利用料・手数料が高いからと諦めていませんか。

    この記事を書いている僕は、税理士業にsquare(スクエア)を導入しています。

    税理士業というビジネスは、顧問料という形でお客様から毎月決まった金額の報酬をいただきます。

    毎月請求書を発行して振込をしてもらうのが面倒なのでsquare(スクエア)の自動継続課金で毎月自動で決まった金額を請求してクレジットカードで支払ってもらっています。

    最初に設定するだけで僕もお客様も自動で決済が済むので便利です。

    ちなみに僕はあの四角いカードリーダーはまだ使っことがないので使い心地はわかりません。

    小さくて持ち運びには良さそうですけどね。

    square(スクエア)の決済手数料を他社と比較

    クレジットカード決済って決済手数料が高いってイメージありますよね。

    実は、最近のクレジットカード決済サービスの決済手数料ってそんなに高くないんです。

    今回は僕が使っているスクエアと以下のサービスを比較してみました。

    • paypal(ペイパル)
    • SPIKE(スパイク)
    • paymo biz
    • PAY.JP

    以下一つずつ決済手数料を比較してみました。

    square(スクエア)の決済手数料

    まず僕が使っているスクエアの決済手数料はこんな感じ。

    料金プランがシンプル

    基本的にカード決済手数料は3.25%。

    JCBカードの場合は3.95%です。

    また、カード情報を手入力した場合は3.75%の手数料になります。

    レートが3パターンありますが、他社と比較してもらうとわかるんですが、かなりわかりやすい方です。

    paypal(ペイパル)の決済手数料

    世界で最も有名であろうpaypal(ペイパル)の決済手数料はこちら。

    ペイパルの留意点

    クレジットカード以外にペイパルアカウントが必要になります。

    ペイパルアカウントを持っていない人だと、登録をしてから決済をするという流れになります。

    リピートユーザーが多い場合は特に問題はありませんが、アカウント登録が面倒だから今度にしよう、と思われるハードルがあります。

    料金プランが複雑

    料金のテーブルを見ていただければわかりますが、料金プランが複雑ですね。

    決済手数料のレートについても3.6%+40円からという感じなのでそこそこの規模でなければ他のサービスを検討したほうがいい感じです。

    世界で普及しているので信頼性は高い

    とはいえペイパルは世界で普及しているサービスですので、信頼性は高いです。

    認知度も高いので導入は安心かと思います。

    SPIKE(スパイク)の決済手数料

    スパイクの決済手数料こんな感じです。

    JCB・AMEX・Dinersはプランに含まれていない

    JCB・AMEX・Dinersは基本プランに含まれていないです。

    オプションという形で対応する必要があります。

    これらのカード対応には月額5,000円(税別)かかります。 決済手数料については3.4%+30円(税別)で若干高めになります。

    料金プランは若干複雑

    フリープランはVISAのみ対応とあまり使い勝手が良くないです。

    ビジネスプレミアムが合っているから使ってみようと思っているけど、いきなり月額定額プランは抵抗がある場合のお試しとして使うためのプランかと思います。。

    paymo bizの決済手数料

    paymo bizは比較的新しく始まった決済サービスです。

    先日までキャンペーンで手数料無料でしたが、今は正式なプランが発表されています。

    料金プランはシンプルでわかりやすい

    paymo bizの料金プランは2パターンで手数料のレートも各プラン一つずつなのでわかりやすいですね。

    決済手数料2.95%は安い

    決済手数料は2.95%と比較的安いです。

    ライトプランの方は月5万円を超える分は5%とかなり高めなので利用の際は注意が必要です。

    またpaymo bizは現在、VISAとMasterCardにのみ対応していて、JCBやAMEXなどには対応していません。

    他のサービスはJCBやAMEXの決済手数料はVISA・MasterCardに比べて高くなる傾向にあります。

    paymo bizも仮にJCBやAMEXに対応したとしたら、2.95%ではなく少し高い決済手数料になる可能性があります。

    VISA、MasterCardのみ対応

    paymo bizはまだVISA、MasterCard以外のクレジットカードには対応できていないようです。

    現時点においては、メインのクレジットカード決済サービスとしては使いづらいところですね。

    PAY.JPの決済手数料

    PAY.JPの決済手数料はこんな感じ。

    決済手数料は安くプランもシンプル

    月額費用0円のベーシックプランはVISA、MasterCardが3.0%、JCBも3.6%でスクエアよりも安いです。

    ほとんどのクレジットカードにも対応していてただのお試しではなく、十分にメインの決済サービスとしても使えます。

    翌月末まで待たなければ入金されない

    スクエアの場合、決済が済むと最短翌営業日に入金されます。

    一方、PAY.JPは翌月末に入金となっています。

    例えば1日に決済された場合、翌月末まで待つので実質2ヶ月も入金が待たされます。

    資金繰りが命の小売業などにはこれは結構辛いですね。

    square(スクエア)の決済手数料を他社と比較まとめ

    スクエアと他社の決済手数料を比較したまとめがこちら。

    サービス 決済手数料
    留意点
    スクエア VISA、MasterCard、AMEX、Diners、Discover:3.25%

    JCB:3.95%

    VISA、MasterCard、AMEXで手入力決済:3.75%

    月額使用料なし、最短翌営業日入金、引き出し手数料なし
    ペイパル 月30万以下:3.6%+40円/件

    30万円超100万円以下:3.4%+40円/件

    100万円超1,000万円以下:3.2%+40円/件

    1,000万円超:2.9%+40円/件

    ペイパルアカウントが必要
    SPIKE(フリープラン) 3ヶ月間月10万円まで無料

    超過分は3.9%+30円/件

    VISAのみ対応

    3ヶ月目以降は無料枠なし

    paymo biz(スタンダード) 2.95%
    VISA、MasterCardのみ対応

    引き出し手数料200円

    PAY.JP(ベーシックプラン) VISA、MasterCard:3.0%

    JCB、AMEX、Diners、Discover:3.6%

    末締め翌月末払い

    スクエア、PAY.JP、ペイパルは基本的にほとんどのクレジットカードに対応できて、後は資金繰りがいいスクエアか、信頼感があるペイパルか、手数料が安いPAY.JPか、状況に応じて選んで下さいという感じでしょうか。

    一時的に利用する分にはpaymo bizも手数料が安くていいですね。

    スクエアリーダーが実質無料になるキャンペーン中

    現在、スクエアを導入するとスクエアリーダーが実質無料になるキャンペーンが実施されています。

  • クラウド会計freeeで請求書を作成して自動で会計処理をする方法

    クラウド会計freeeで請求書を作成して自動で会計処理をする方法

    納品が終わったあとの請求書の発行業務って地味に面倒…

    そこからさらに会計ソフトに入力しなくちゃならないし二度手間。

    請求業務の手間を減らす方法ってないのかな?

    こんな疑問に答えます。

    この記事を書いている僕はフリーランスとして仕事を請け負っていて、自分一人ですべての業務を行っています。

    当然、毎月月末になると請求書の発行もやってます。

    サラリーマンだった頃は請求書の発行なんて面倒だなと思っていましたが今は請求書を発行しないことにはお金がもらえないのでしっかり管理しています。

    この記事では、毎月の請求業務、売上の経理業務を担当している経理担当の方や自分ですべての業務をこなすフリーランスの方のために、効率的に請求業務をこなすためのクラウド会計ソフトfreeeの使い方を説明します。

    クラウド会計ソフトfreeeで請求書を発行する方法

    まずはクラウド会計freeeにログインしてみましょう。

    まだアカウントを持っていない方は登録しましょう。

    今ならはじめの1ヶ月は無料で使えます。

    「取引」→「請求書の発行」を選択します。

    このような画面に移動したら「請求書を作成する」をクリックします。

    まずは請求先情報を登録します。

    「取引先」「敬称」「正式名称」「所在地」を入力します。

    請求書を発行する相手が取引先リストにない場合は「新規登録」で追加しましょう。

    「名前」はあなたがわかりやすいもの。

    「ショートカット」はアルファベットを設定しておくと、かな入力でも英語入力でも検索出来るので便利です。

    取引先の入力が完了したら「請求書の作成を開始する」をクリックして、請求書作成画面に移動します。

    左サイドバーの項目のとおり、順番に必要事項を入力していきましょう。

    入力が完了したら発行をクリックしましょう。

    請求書は作成するだけでは終わりません。

    取引先に発行しなければ、入金はされないので取引先に知らせるようにしましょう。

    発行する方法は下記の3つあります。

    1. Web共有
    2. メール添付
    3. 郵送

    Web共有・メール添付

    Web共有とメール送付はいずれも取引先担当者のメール宛に請求書を届けます。

    ですので取引先担当者のメールアドレスが必要になるので確認しておきましょう。

    「Web共有」または「メール添付」ボタンをクリックすると上記のような画面が出てきます。

    「送信先メールアドレス」「Cc」「件名」「返信先メールアドレス」「送信者名」「本文」を確認します。

    請求書のURLを共有するのか、メールに請求書を添付するのかを選択し、自分宛てにも請求書を送信するか選択して「メール内容を確認する」をクリックしましょう。

    最後に内容を確認して「スマート請求書を送信する」をクリックすると完了です。

    郵送

    郵送はfreeeが取引先に代理で請求書を発行してくれるサービスです。

    一通150円(税抜)かかります。

    自分で郵送したい場合は、下記の画面でpdfファイルをダウンロードしてからご自身で印刷しましょう。

    「郵送」をクリックすると上記のような画面に移動します。

    内容を確認して「郵送する」をクリックします。

    上記のような画面が出てきますので「確定」をクリックすると郵送完了です。

    簡単ですね。

    取引先に送ったかどうか忘れた…

    請求書は作成したけど取引先に発行したかどうか忘れた場合でもfreeeは発行したかどうかまで管理することができます。

    「取引」→「請求書」をクリックすると請求書の一覧が表示されます。

    ここでステータスが「送付待ち」になっていれば取引先に送れていないということですし、「送付済み」になっていればあとは入金を待つだけということになります。

    クラウド会計freeeで請求書を発行すると自動で経理

    通常、請求書を発行したら、会計ソフトに入力して売上の計上をしなければなりませんよね。

    これまでは連動していないのでいちいち同じような情報を会計ソフトに再度入力する必要がありました。

    freeeの場合は請求書を発行した時点で会計ソフトにも入力されて売上計上されています

    確認の方法は以下のとおり。

    メニューバーの「取引」→「取引の一覧・登録」をクリックします。

    上記のような画面に移動します。

    取引の一覧を確認すると請求書の内容がすでに取引に登録されていることがわかります。

    こんな感じで請求書を発行するだけで自動で会計処理までしてくれるので経理業務がかなりラクになりますよね。

    クラウド会計freeeに登録している銀行口座に入金があると売上代金の回収を自動で推測

    請求書を発行したあとに必要な作業が入金確認ですよね。

    これまで会計業務では入金確認についても面倒な処理がありました。

    freeeなら、銀行口座の取引明細を自動で連携して売上代金の回収を推測してくれます。

    あなたがするのはfreeeの推測が正しいか確認して、オッケーなら承認ボタンを押すだけです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    クラウド会計ソフトfreeeには標準で請求書発行の機能が備わっているのは一つの評価ポイントですね。

    MFクラウド会計や弥生会計オンラインでも請求書を発行できて連携出来るサービスが外部サービスとしてはあります。

    しかし、外部サ−ビスの場合はいちいち連携させなければならないのでひと手間増えます。

    とはいえ手動でやっていたこれまでの会計のことを思うと断然効率的になっています。

    あらためてまとめると、こんな感じ

    1. 一番効率的に請求書を発行できるのはfreeeの標準機能
    2. freee標準機能はデザインの制限やfreeeでしか使えないため請求書を発行できる外部サービスを次に検討する(例えば「MFクラウド請求書」や「Misoca」など)
    3. 請求書発行をクラウドサービスに切り替えておけば、同じような顧客情報を何度も入力する手間がなくなりエクセルなどで管理するよりも効率的
  • クラウド会計ソフトfreeeが仮想通貨の確定申告に対応!

    クラウド会計ソフトfreeeが仮想通貨の確定申告に対応!

    freeeが仮想通貨の確定申告に対応する機能を提供する予定だそうです。

    会計freeeにおける仮想通貨の利益(雑所得)の確定申告への対応について | クラウド会計ソフトfreee」というページに発表されています。

    仮想通貨の確定申告はとてもめんどう…

    2017年は仮想通貨の年でした。

    1年間で仮想通貨の相場が10倍以上になりました。

    誰もこんな状況になるとは想像していなかったでしょう。

    仮想通貨での儲けに対して税金がかかるのか、議論が生じていたため、国税庁は、タックスアンサーでビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係について、原則として雑所得になり、税金がかかりますということを明確に示しました。

    そうすると今度は、税金がかかるのはわかったけど、儲けた金額はどうやって計算するの?

    こんな疑問が出てきました。

    これについても国税庁が回答しています。

    詳しくは以下の記事で確認してください。

    国税庁の回答によるとビットコインの売買のたびに利益を計算して雑所得を算出しなければならないのですが、現実的にはかなり手間のかかる作業です。

    ビットコイン(仮装通貨)の確定申告はfreeeで

    freeeは仮装通貨の申告に対応すると発表しています。

    2018年1月時点で仮装通貨の申告に対応すると発表しているのはfreeeだけです。

    「ビットコインで利益が出たけど自分で計算して申告出来るか不安…」

    こんな方はfreeeを使って申告するとはかどります。

  • freeeを利用する際に気をつけたいセキュリティの注意点

    freeeを利用する際に気をつけたいセキュリティの注意点

    確定申告ソフトはfreeeにしようかな、でも使ったことないし不安…

    freeeってすごく良さそうだけどよくないところってないのかな…

    真剣にクラウド会計「freee」を導入するか悩んでいるあなたのために、導入前に知っておきたいfreeeの気をつけるポイント、注意点をお伝えします。

    freeeのセキュリティは銀行並み

    実はfreeeのセキュリティは銀行並みのに強固なものなのです。

    ですので、freeeの側から情報漏えいのリスクはあまり高くないと考えられます。

    ただし、freee側でどれだけ高いセキュリティレベルを維持していてもそれだけでは情報漏えいのリスクは完全に排除できません。

    ユーザーのあなたもセキュリティのリテラシーを高めて情報漏えいを未然に防ぐことが大切です。

    不正アクセスから身を守る

    freeeを導入した場合、インターネットにアクセスして会計システムを操作することになります。

    インターネットを利用するので不正アクセスのリスクがあります。

    パスワードの管理を徹底しましょう

    不正アクセスを防ぐために特別難しいことをしなければならないというわけではありません。

    不正アクセスの原因はパスワード管理が徹底されていなかったことから発生することが多いといわれています。

    たとえば、パスワードに「123456」や「password」という推測されやすいパスワードを使っている状況などです。

    このようなパスワードを設定していると簡単に他人がログインできてしまうことは明らかです。

    ですのでパスワードの管理を徹底することで不正アクセスは防ぐことができます。

    パスワード管理の仕方

    不正アクセスを防ぐためにパスワード管理の際は次のことを守ってください。

    1. 推測されにくいパスワードにする
    2. 他人の目に触れないところで管理する
    3. インターネットブラウザにパスワードを記憶させない
    4. パスワードは定期的に変更する

    OS・ブラウザは常に最新バージョンを使おう

    OS、ブラウザは常に最新バージョンを使いましょう。

    最新バージョンを使う理由は、こちらもセキュリティの問題が一番大きいです。

    過去バージョンでセキュリティの脆弱性が見つかりバージョンアップで手当されていることがあります。

    ハッカーは古いバージョンのままのパソコンを狙ってきますので必ず最新バージョンにアップデートしておきましょう。

    セキュリティソフトを導入しよう

    セキュリティソフトの導入を検討しましょう。

    セキュリティソフトを入れておけば、ウイルスを検知してくれるので、仮に感染したとしても早期に発見でき、情報の流出を防ぐことができます。

    Windowsはセキュリティソフト必須

    特にWindowsではセキュリティソフトは必須です。

    Windowsはユーザーが多いためウイルス感染の標的になりやすいOSです。

    セキュリティソフトも無料のものから高機能なものまでたくさん出ていますので自分にあった条件のものを試してみましょう。

    無料の公衆Wi-Fiは使わない

    無料の公衆無線LANは使わないでおきましょう。

    第三者に情報を見られる可能性があります。

    スタバでMacを開いてドヤ顔してるあなた!

    インターネットサーフィンはまだしも、スタバのWi-Fiでfreeeは開かないでおきましょう。

    freeeを利用する際に気をつける点まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    freeeを利用する際のセキュリティ上の留意点をまとめてみました。

    再度ポイントをまとめると…

    1. パスワードの管理を徹底する
    2. OS・ブラウザは最新バージョンに
    3. セキュリティソフトを導入する
    4. 公衆Wi-Fiは利用しない
  • クラウド会計導入とあわせてやりたい銀行口座・クレジットカード活用法

    クラウド会計を導入するだけでも効率化できます。

    しかし、クラウド会計導入とあわせて経理事務も見直すと更に効率化できるんです。

    今回はクラウド会計freeeやMFクラウドを導入でする際にやっておきたい経理事務の効率化について説明します。

    クラウド会計で自動経理!でも…

    クラウド会計freeeやMFクラウドの導入で銀行の取引明細をかんたんに取り込めるようになった!

    でも、プライベートの支出と事業用の支出が混ざってて何だったか覚えていないものもある…

    クラウドは全自動って聞いてたのに…

    クラウド会計は完全自動ではない…

    クラウド会計の自動仕訳は完全自動ではないのです。

    クラウド会計は銀行やクレジットカードの取引履歴しか認識していませんからアマゾンでものを購入したことまではわかってくれますが、それがプライベート用なのか、事業用なのか、というところまではわかってくれないのです。

    なのでプライベート用と事業用との区別は事業主のあなたがしないといけません。

    ではこれから、後から見てかんたんにプライベート用と事業用とがわかる方法を説明します。

    3つの銀行口座で経理効率化!

    銀行口座は3つ作りましょう。

    「プライベート用」「入金用」「出金用」の3つに分けます。

    個人名義の銀行口座を使ってもOK!

    個人名義のいままで普通に使っていた銀行口座をそのまま使っても大丈夫です。

    プライベートと事業を完全分けて管理するためのものです。

    自分の管理のためにやっていることですので税金計算には関係ありません。

    2つのクレジットカードで経理効率化!

    さらに効率化をすすめるためにクレジットカードは2つ作ります。

    「プライベート用」と「事業用」の2つです。

    こちらも銀行口座とを分けるのと目的は同じで、事業経費なのか、家事関連費なのか分けるためです。

    個人名義のクレジットカードを使ってもOK!

    クレジットカードもいままで使っていた個人名義のものをそのまま使っても大丈夫です。

    経理効率化のための銀行口座・クレジットカード活用法

    3つの銀行口座と2つのクレジットカードを作って効率的に経理できる体制は整いましたが、ルールにしたがって運用していかなければ効果は半減してしまいます。

    より効率的に経理ができる銀行口座・クレジットカード活用の仕方を説明します。

    今後の経費支払いは全部クレジットカードで!

    ちょっとした支払いだからといって現金で支払っていないですか。

    今後の経費支払いはすべてビジネス用のクレジットカードで支払うようにしましょう。

    経費をクレジットカードで支払うメリット

    経費をクレジットカードで支払うメリットは以下の通りです。

    1. クラウド会計で取引をかんたんに取り込むことができる
    2. クレジットカードのポイントが貯まる

    どうしてもクレジットカードが使えないとき現金で

    クレジットカードで経費の支払いをしたほうが明らかにラクだということはお分かりいただけたかと思います。

    明日からクレジットカード三昧で脱・現金…と思いきや、世の中にはまだクレジットカード決済に対応していないお店が有ります。

    例えば集中して仕事をするため、外回りの合間の時間で仕事するため、カフェでコーヒーを買った場合には、事業目的の利用なのでコーヒー代は経費にすることができます。

    ですが、このカフェ現金決済のみの対応のためしぶしぶ現金で支払い、レシートを受け取りました。

    あわせて、お決まりの「領収書もお願いします」と店員さんにお願いします。個人事業主お決まりのフレーズです。

    さすがに、カフェで領収書をお願いする人はいないかと思いますが…笑

    さて、こんなときどうするのが一番ラクなのでしょうか。

    プライベートのレシートはすぐに捨てよう

    まず、プライベートのレシートはすぐに捨てましょう。

    残していても事業用の支払いだったかプライベート用の支払いだったかわからなくなるので邪魔なだけです。

    プライベートでも現金支払いの記録を残したいということであればスマホで家計簿アプリを使って記録することをおすすめします。

    事業用のレシートは取っておいて事業用支払口座から引き出す

    事業用のレシートは一旦残しておきます。

    経費の証拠書類になるので税務調査対象期間から外れるまで捨ててはいけません。

    レシートがたまってきたら束にしてまとめる

    ある程度レシートが貯まってきたらそのレシートを束にしてホッチキス等でまとめて止めておきましょう。

    この後事業用経費口座から現金で支払った金額を引き出すのですが、ホッチキス等で止めておかなければどのレシートは引き出したのかわからなくなってしまいます。

    レシートの束ごとに事業用支払口座から引き出す

    レシートの束を作ったら、束の合計金額を集計します。

    この合計金額分のお金を事業用の支払口座から引き出しましょう。

    こうすることで現金で取引したものも口座の取引履歴に記録され記帳がラクになります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    簡単にまとめると以下のとおりです。

    1. 銀行口座は「プライベート」「支払専用」「入金専用」の3つ
    2. クレジットカードは「プライベート」「事業用」の2つ
    3. 原則クレジットカードで支払う
    4. 現金でプライベートの支払をした場合、領収書はすぐに捨てる
    5. 現金で事業用の支払をした場合、領収書は残しておいて後でまとめて支払専用の銀行口座から引き出す

    これだけで記帳がラクになって効率化できますよ。

  • クラウド会計freeeのメリット・デメリット【MFクラウドと比較】

    クラウド会計freeeのメリット・デメリット【MFクラウドと比較】

    「副業で儲かったから確定申告しないといけないけどどのシステムを使うか迷ってる…」

    そんなあなたに、クラウド会計「freee」のメリットを説明します。

    そもそもfreeeって?

    そもそもfreeeってよく聞くけどどんな会社なのでしょうか。

    freee株式会社は、2012年設立された会社です。代表の佐々木大輔氏は過去グーグルで働いていた経歴を持ってます。

    freeeは現在800,000事業所で利用され、クラウド会計業界シェアNo1となっているクラウド会計システムです。

    freeeの料金プラン

    freeeの料金プランは無料のプランからあります。無料プランは機能が制限されていて無料プランでも手書きを駆使して確定申告することも可能ですが、毎年使うのであれば有料のプランのほうが使い勝手が良いです。

    無料プラン スターター スタンダード プレミアム
    料金 無料 980円/月(税抜)

    9,800円/年(税抜)

    1,980円/月(税抜)

    19,800円/年(税抜)

    39,800円/年(税抜)
    機能 データ保存期間1ヶ月

    確定申告書は入力のみ可能

    基本的な記帳機能

    基本的な請求機能

    確定申告機能

    スターター全機能

    ファイル保存無制限

    請求・支払効率化

    各種レポート機能

    消費税申告機能

    スタンダード全機能

    部門管理

    電子帳簿保存

    経費精算

    サポート メールのみ チャット・メール チャット・メール(優先対応) チャット・メール(優先対応)

    導入サポート・電話サポート

    freeeのメリット

    ここから本題のfreeeのメリットについてご説明します。

    freeeがこれまでの会計ソフトと全く異なる点は次の点です。

    1. 銀行口座を簡単に連携でき、仕訳入力の時間を短縮
    2. クレジットカード明細も簡単連携で仕訳入力の時間を短縮
    3. 質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
    4. PC、スマホ、どこからでも最新情報を閲覧できる

    銀行口座を簡単に連携でき、仕訳入力の時間を短縮

    freeeは銀行口座の取引履歴を簡単に連携でき、仕訳データに取り込むことができます。

    従来の会計ソフトであれば、インターネットを使って銀行口座の取引履歴を連携するという考え方がありませんでした。

    銀行口座の取引を会計データに反映させるときには、通帳に記帳またはインターネットバンキングで取引履歴を閲覧して、これらの取引データを確認しながら手入力で仕訳をきっていくという手順をとっていました。

    freeeなら銀行口座の登録をしておくことで、自動で銀行口座の取引を仕訳データに反映することができ、これまで手入力でしていた手順が不要になります。

    クレジットカード明細も簡単連携で仕訳入力の時間を短縮

    銀行口座と同じくクレジットカード明細もfreeeに登録しておくことによって自動で会計データに反映してくれるようになります。

    質問に答えるだけで確定申告書を作成

    freeeなら質問に答えるだけで確定申告書を作成することができます。

    これまでの会計システムであれば、確定申告のマニュアルのような本を買ってきてそれを見ながら申告書を作成していたかと思います。

    freeeは質問に答えるだけで基本的な内容の確定申告書であれば間違いがないように作成できるようになっています。

    PC、スマホ、どこからでも最新情報を閲覧できる

    freeeはクラウド会計なのでインターネット環境があればどこからでも最新の情報を閲覧することができます。

    これまでの会計システムであれば、会計ソフトをPC本体にインストールするので会計データが見たいときは、会計ソフトをインストールしたPCが無いと見ることができませんでした。

    freeeなら、会計データはクラウド上に保管しているので、どのPC、スマホであってもIDとパスワードがわかればログインして閲覧することが可能です。

    スマホで経理も可能

    また、閲覧にとどまらずスマホで経理処理をすることだって可能です。

    freeeはiPhone・Android用のアプリも提供していてスマホにインストールすることでスキマ時間を活用して経理を終わらせることもできます。

    freeeのメリットまとめ

    いかがでしたでしょうか。もう一度クラウド会計freeeのメリットをまとめておきます。

    1. 銀行口座を簡単に連携でき、仕訳入力の時間を短縮
    2. クレジットカード明細も簡単連携で仕訳入力の時間を短縮
    3. 質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
    4. PC、スマホ、どこからでも最新情報を閲覧できる

    freeeを無料で一度お試しください。

    他のクラウド会計と迷っている…

    どのクラウド会計にするか迷っているのであれば一度使ってみるのが一番です。

    freeeは無料プランがありますし最初の1か月は有料プランもお試し利用できます。

    一部の機能は制限されていますが、根幹となる機能を体験利用できるので、もうfreeeに決まっているという方でも無料プランからはじめてみるのがいいです。

    まだ迷っているあなた、一度試してみましょう。