まだエクセルで消耗してるの?ノーコードデータベースAirtableとは?

皆さま、業務管理でまだエクセルやスプレッドシートをお使いですか?

エクセルみたいに使えるデータベース「Airtable」というSaaSはご存知でしょうか。

業務管理ツールの一つなんですが、なかなか高機能で便利なんです。

この記事では、下記のような人向けにAirtableとはどんなアプリなのか説明します。

  • まだAirtableを使ったことがない、聞いたこともない
  • 業務管理をエクセルでやっていて不便に感じている
  • キントーンなどの業務管理ツールを使っているけどあまり活用できていない

Airtableの学習は動画学習ができる「【クラウドDB】 Airtable業務活用実践講座」がおすすめです。

実際の業務に活用できるAirtableの使い方が学べます。

英語ばかりではじめは使い方がわからず苦労しましたが、動画で学習するうちに使える幅が広がりました。

【クラウドDB】 Airtable業務活用実践講座

ノーコードデータベースAirtableとは?

ノーコードデータベース「Airtable」はエクセルのように使えるデータベースアプリです。

エクセルやGoogleスプレッドシートと同じような感覚で利用できるのでノンエンジニアにも優しいノーコードのデータベースツールです。

誰でも使える手軽さとカスタマイズのしやすさの両方を備えており、個人的にはPCビギナーから玄人まで利用が想定できる良いツールだと思っています。

Airtableの特徴

では、Airtableってどんなものなのか特徴を説明します。

分かりやすくするため実際の画面のキャプチャをいれながら説明していきますね。

Airtableの特徴、下記6つほどあるかと思います。

  • データの形式を指定できる
  • 多彩なビューを作れる
  • 別シートとデータを連携できる
  • 変更履歴が見れる
  • 拡張機能が豊富
  • 他サービスと連携できる

それぞれエクセル・Googleスプレッドシート・kintoneなどと比較して説明します。

データの形式を指定できる

Airtableはデータベースツールなので各列にデータ形式を指定しなければなりません。

例えば数値の列、添付ファイルの列、電話番号の列、日付の列、などです。

エクセルのように自由に入力することはできないのですが、電話番号欄にひらがなを入力することができないようになっていたりとAirtable側で制御が可能です。

様々なビューが標準で準備されている

Airtableは様々なビジュアルのビューが作れます。

これはエクセルやGoogleスプレッドシートに入力して管理するのではできないAirtableの大きな強みだと思います。

例えばタスク管理に便利な看板ビューやプロジェクトのスケジュール管理に便利なガントチャートなどのビューを簡単に作成することができます。

kintoneも複数のビューを利用できるのですが、標準で利用できるものは少なくサードパーティのビューを追加することができるのですが、予算的にはAirtableのほうが低コストだと思われます。

エクセルのような見ためから上記のようなカンバンビューでタスクを管理したりとできます。

別シートとデータを連携できる

別シートとデータを連携できる、これもエクセル・スプレッドシートにはないめちゃくちゃ便利機能です。

例えば顧客管理のデータをタスク管理に利用したいというようなケースで役に立ちます。

kintoneも似たような仕組みがあるのですが、若干挙動が違ったりします。

このあたりは良し悪しはないと思うので好みで選ぶとよいかと思います。

変更履歴が見れる

各レコードはデータの変更履歴が確認できます。

いつ誰がどのように変更したのかわかります。

またコメント、メンションもできるのでレコードに紐付けてコミュニケーションができるので便利です。

拡張機能が豊富

Airtableには拡張機能がたくさんあります。

APPSという機能で拡張機能がインストールできるのですが「Page Designer」というAPPSでは文書テンプレートを作成出来るようになったりします。

こんな感じで送付状をテンプレ化してフォームの内容を埋め込み出力出来るようになったりします。

他サービスとの連携ができる

Airtableは他のサービスとの連携がしやすくなっています。

Googleやslack、Twitterなどが標準で連携ができるようになっています。

標準にないサービスであってもAPI連携という方法で連携が可能になっています。

プログラミングができればAPIをつかって自由にAirtableを操作可能です。

プログラミングができない場合でもmake(旧integromat)やZapierといったサービス使って他のサービスと連携させることが可能です。

Airtableの利用例

AirtableはExpediaやNetflixなどの大きな会社でも利用されているそうです。

税理士業務での利用例

私はというと税理士業務の管理にAirtableを活用しています。

例えば

  • 顧客管理
  • 業務管理
  • タスク管理
  • 日報
  • 郵便管理

といったところです。

具体的な活用方法は別途記事を作成したいと思っています。

利用の注意点は日本語対応していないこと

Airtableを利用するのに不便な点は何といっても英語しか対応していない点です。

システムのどこもかしこも英語で何と書いてあるのかさっぱりです。

ちょっと使い方に困ったら英語のヘルプページを頑張って調べなければならないので英語にアレルギーがある方はちょっと不便です。

とはいえ、英語が読めなくてもそこそこに使いこなせるのがAirtableのすごいところだったりします。

Airtableの料金プラン

こんなAirtableですが、料金プランも気になるところです。

個人的には業務で活用するにはProプランは必須かな、と思っています。

一人あたり月額2,000円って感じですね。

Google Workspaceやkintoneに比べるとちょい高いのでやめようか悩んだときもありますが、他には変えられない便利さがあります。

Airtableをもっと学習したいなら動画学習がおすすめ

Airtableの学習は動画学習ができる「【クラウドDB】 Airtable業務活用実践講座」がおすすめです。

実際の業務に活用できるAirtableの使い方が学べます。

英語ばかりではじめは使い方がわからず苦労しましたが、動画で学習するうちに使える幅が広がりました。

【クラウドDB】 Airtable業務活用実践講座

この記事を書いた人

玉置 正和

奈良のfreee認定アドバイザー税理士です。
大手税理士法人を退職後27歳で開業しました。
おすすめのITツールはfreeeとGoogle WorkspaceとnotionとIntegromatです。
会計税務のデジタル化に関する役立つ情報を発信します。